若狭湾国定公園を代表する景勝地の一つ。 万葉時代すでに知られ万葉集にも歌が残されており、美しく優雅な水郷です。 三方湖・水月湖・菅湖・日向湖・久々子湖からなり、 五つの湖は淡水・海水・汽水とそれぞれに違った性質を持っています。 11月8日付で国際的に重要な湿地としてラムサール条約指定湿地に登録されています。
美浜・若狭町にかけて広がる、約11kmの有料道路で、日本海や三方五湖を見ながら標高400mの梅丈岳を駆け抜けます。山頂直下には大きな駐車場があり、そこからはリフトかケーブルに乗って一気に山頂まで上がることが出来ます。 誓いの鍵やばら園などもあり、そこからは若狭湾、三方五湖や新緑・紅葉など四季折々の山々を一望することができます。
県指定天然記念物の「神子の山桜」は、1742年に開畑の境に植えたものと伝えられており、その数の多さに地元の人から「千本桜」とも呼ばれています。 山頂から海に向かって東西約1km、南北200mにわたり一斉に咲く山桜。見頃の時期には常神半島が薄紅色に染まります。 漁船で海から山桜を楽しむこともできますので、お問い合わせ下さい。
日帰り入浴施設。こちらの建物は、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」に登場する「油屋」をイメージして建てられました。 ひのき造りの露天風呂と内風呂、縄文時代の丸木舟をイメージした足湯などがある「縄文の湯」と露天の岩風呂、屋内の漆風呂、和風塩サウナなどがある「虹の湯」など多彩な湯がそろっており、ご家族そろって楽しめます。
全国名水百選に選ばれている「瓜割の滝」。瓜割の滝は福井県三方上中郡若狭町、天徳寺の境内にある滝です。あまりの水の冷たさに瓜が割れてしまったという伝説に由来しています。 名水公園内には1万株のアジサイがあり、6月には色とりどりの花を咲かせます。
熊川の宿は、若狭から京都を結ぶ重要な宿場で、特に天正17年以来発展を続けました。 奉行所・番所・お蔵屋敷の跡が残り、情緒あふれる街道沿いには、昔ながらの用水路が流れています。若狭町熊川宿伝統的建造物群保存地区の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
福井県立恐竜博物館は、カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国の自貢恐竜博物館にならび、世界三大恐竜博物館の一つと言われ、国内外から多くの人が訪れる人気観光スポットです。 4,500m² という広大な展示室に、30体以上の恐竜の骨格をはじめ、千数百点もの標本、大型復元ジオラマや映像などがあります。 博物館の展示は、“恐竜の世界”“地球の科学”“生命の歴史”の3つのゾーンから構成されていて、子供から大人まで楽しみながら学習が出来ます。
越前大野城は大野市の中心部にある亀山(標高:249m)にそびえる平山城です。 織田信長の武将金森長近が、天正4年から4年の歳月を要して築城されました。
気比神宮は福井県敦賀市にある神社です。大宝2(702)年の建立と伝えられています。 7柱のご祭神をまつる北陸道の総鎮守。 明治に官幣大社となりました。 高さ約11mの佐渡ヶ島から漂着したムロで建立した大鳥居は春日大社(奈良県)・厳島神社(広島県)と並ぶ日本三大木造大鳥居の一つで、国の重要文化財に指定されています。
永平寺は道元禅師によって開かれた坐禅修行の道場です。 1615年(元和元年)、徳川家康が永平寺法度を発令。 「日本曹洞の末派は永平寺の家訓を守るべし」という命が下され、永平寺は大本山となりました。 併設の「瑠璃聖宝閣」には、道元禅師筆と伝わる「普勧坐禅儀」(国宝)をはじめとする宝物の数々が展示されています。
荒々しい岩肌の柱状節理が延々と1kmに渡って続く勇壮そのものの東尋坊は、国の名勝・天然記念物に指定されています。 これだけ大規模な輝石安山岩の柱状節理は世界的に珍しく、朝鮮半島の金剛山・スカンジナビアのノルウェー西海岸と並ぶ、地質学的に大変貴重な場所です。 なかでも岸壁の高さが20メートル以上に及ぶ大地の断崖は勇壮というより壮絶で、日本海の荒波が打ち寄せる姿は恐ろしいほどの迫力です。